スタイリストについて

スタイリストという職業は比較的歴史が浅く、どのくらいの人がこの仕事で生計を立てているのか、正確に把握されていません。業界内でスタイリストと名乗っている人は約2,000人位います。そのうち、常時仕事をしている人は約800〜1,000人位です。スタイリストの9割くらいが女性で占められており、年齢は20歳代の若い人が中心です。
スタイリストの仕事は、映像にとる際のイメージにあった髪型にセットしたり、小道具・衣装を調達し、制作意図にそい、魅力のある効果が演出できるように、画面に出てくるすべての形や色彩の調和を図ることなどです。
出来るだけ経費を安くあげることも、スタイリストの大きな役割となっています。衣装等を用意する場合には、メーカーや専門のレンタルショップで適当なものを借りられるか、または、買い上げるかなどを検討したり、どうしても既製のものでイメージに合うものがないときには、特別に注文したり、手作りする場合もあります。
スタイリストにとって、借りてきた商品を返却するのも大切な仕事です。汚れたり、傷を付けてしまったりした場合には買い取ることもあるので、取り扱いには細心の注意が必要です。

スタイリストになるには、資格や試験はいっさいありません。すべて、実力次第です。
しかし、一応のステップとして、スタイリストの専門学校があります。マスコミやコマーシャルの世界とは全く無縁だった人には、業界のことや仕事のこと、また、企画力・創造力を養う意味でも、ここで学ぶことは大きな価値があるといえます。
スタイリストの専門学校で勉強する期間は、学校によって異なりますが、短いところで半年、普通は1年から2年位です。学校では、スタイリストテクニック・アート関係・撮影知識等を学びます。


□企業・団体作成ホームページへのリンク集

東京メディアアカデミー - 声優、モデル、スタイリスト等のスペシャリストを養成する専門学校。
A&Bプロスタイリストスクール - プロのスタイリストを養成する学校紹介。
高津理容美容専門学校 - ヘアスタイリスト、ビューティアーティストの養成を目指す学校。入学案内とファッション情報等。
早見芸術学園 - スタイリスト学科、美容学科、造形研究所等。
メイクボックス - 大阪ヨーロッパ通りにあるヘアメイクスタイリスト。
ファブリックワークス - インテリアファブリックの紹介と、インテリアスタイリスト養成講座の案内。

 

□個人作成ホームページへのリンク集

赤松珠抄子 - インテリアスタイリスト。雑誌、テレビ等の仕事履歴。
BOON - フードスタイリスト、カメラマンの料理撮影用の食器レンタル。