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スタイリストという職業は比較的歴史が浅く、どのくらいの人がこの仕事で生計を立てているのか、正確に把握されていません。業界内でスタイリストと名乗っている人は約2,000人位います。そのうち、常時仕事をしている人は約800〜1,000人位です。スタイリストの9割くらいが女性で占められており、年齢は20歳代の若い人が中心です。 |
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スタイリストの仕事は、映像にとる際のイメージにあった髪型にセットしたり、小道具・衣装を調達し、制作意図にそい、魅力のある効果が演出できるように、画面に出てくるすべての形や色彩の調和を図ることなどです。 |
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出来るだけ経費を安くあげることも、スタイリストの大きな役割となっています。衣装等を用意する場合には、メーカーや専門のレンタルショップで適当なものを借りられるか、または、買い上げるかなどを検討したり、どうしても既製のものでイメージに合うものがないときには、特別に注文したり、手作りする場合もあります。 |
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スタイリストにとって、借りてきた商品を返却するのも大切な仕事です。汚れたり、傷を付けてしまったりした場合には買い取ることもあるので、取り扱いには細心の注意が必要です。 |