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ガイダンスカリキュラム
 1.GCとは
 2.実践紹介
 3.情報紹介
 4.シンポジウム
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■■ガイダンスカリキュラム(GC)の広場
−「授業型の生徒指導」の最新情報−

子どもたちの社会性と個性を計画的に育てる「授業型の生徒指導」
 =「ガイダンスカリキュラム」の実践・研究が進んでいます。
中核となる理論・実践例・成功のツボ・最新情報などを紹介します。

協力:八並光俊氏
    (東京理科大学教授)
編集:図書文化社出版部・東

   
《CONTENTS》  

1.ガイダンスカリキュラム(授業型の生徒指導)とは?
2.実践紹介
3.情報紹介
4.シンポジウム・2010/10/30
          2009/11/28
           2008/11/29
5.コアな情報


《耳より最新情報

《更新情報》
・・・・・・・・・2015年・・・・・・・・・10/6:松江市立第一中学校で2015年11月10日に行われる研究実践発表会を紹介。
・・・・・・・・・2014年・・・・・・・・・11/28:松江市立第一中学校で2015年2月10日に行われる研究実践発表会を紹介。
・・・・・・・・・2013年・・・・・・・・・
9/30:松江市立第一中学校で2014年2月14日に行われる研究実践発表会を紹介。
4/25:松江市立第一中学校の実践を紹介・・・・・・・・・2012年・・・・・・・・・
12/19:岸和田市立山直中学校の実践を紹介
9/12:「コアな情報」のページを更新。文科省のHPに熊谷市の実践が掲載。
8/29:高知県黒磯町立大方中学校の実践を紹介
7/6:「コアな情報」のページを更新。GC導入のむずかしさとそれを乗りこえる心構え。
5/11:雑誌「指導と評価」での特集を紹介
2/15:「コアな情報」のページを更新。松原七中の人間関係学科を総括する,GCに関する現状の到達点。
・・・・・・・・・2011年・・・・・・・・・
8/24:雑誌「悠プラス」での特集を紹介
4/11:あいあいネットワーク of HRSを紹介
3/9
「研修会」のページを更新。
・・・・・・・・・2010年・・・・・・・・・
12/20:「コアな情報」のページを更新。
12 /16:GCを担う校内担当として深美隆司先生のお話をシンポジウムのページに紹介
11/15:シンポジウムのページに最新の2010年10月30日の内容の趣旨説明を紹介
11/1:シンポジウムのページに最新の2010年10月30日の内容を一部紹介
8/18:最新GCの概略資料を公開
5/22:高知市教育研究所の実践を紹介
3/24:「コアな情報」のページにGCを学校経営に連動させる3要素を紹介。
3/24:松原第七中学校の人間関係学科実施指針
1/21:幼少中連携の実践カリキュラムを「コアな情報」のページで公開。
1/8:シンポジウムのページに最新の2009ネン11月の内容を更新
1/5:福島県総合教育センターの実践を紹介
・・・・・・・・・2009年・・・・・・・・
10/23:4.シンポジウムのページに最新情報
10/23:「コアな情報」のページを更新。
9/17:「コアな情報」のページを更新。
9/16:「コアな情報」のページを更新。
9/2:松原第七中学校文科省研究校最終発表会11/4案内・申し込み・ポスター
8/3:松原第七中学校春の校区人権教育研究会まとめ
7/17:松原第七中学校文科省研究校最終発表会11/4案内
6/22:松原第七中学校研究会の様子報告
5/7:北海道立長万部高等学校の実践を紹介
5/7:松原市松原第七中学校の研究発表会(6.18)のポスターを加えた。
4/6:松原市松原第七中学校の研究発表会(6.18)のリンクを加えた。
2/17:新しく「コアな情報」のページを作成
2/9:草加市立新栄中学校の実践を紹介
1/30:耳寄り情報更新
1/22:耳寄り情報更新
1/7:「3.情報紹介」のページを初アップ。
12/26:初アップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●講座「ガイダンスカリキュラムの構成と実践」が埼玉で11月10日に。12.10.15
文科省のHPで「学校の問題解決に生かすガイダンスカリキュラムの実施」が紹介。12.9.12
「指導と評価 6月号」(外部リンク)でガイダンスカリキュラムの特集。12.8.29
「悠プラス 9月号」ぎょうせい(外部リンク)でガイダンスカリキュラムの特集。11.8.2
第3回「GCのシンポ」教育カウンセリング学会大会(10/30)で実施。詳細後日。10.11.1
●読売新聞6/11(神奈川版)で川崎市GCが紹介された。10.6.14
松原第七中学校で11/4文科省研究開発校指定最終発表会。GCのシンポあり。09.7.17
松原第七中学校研究発表会が行われた。先進的・特色ある実践。09.6.22
松原第七中学校6月18日に研究発表会。八並先生のGCに関する講演あり。09.4.6
●GC実践校・松原第七中学校yahoo検索「研究開発学校」で学校別1位に。09.3.23
●東西の実践校の校長がGCの今後を語った。こちら。09.3.9
●エンカウンター毎週6か月間の連載開始,日本教育新聞。生徒指導と関連づける。09.3.2
●杉並区立中瀬中学校がアセスメントを踏まえたGC実践を開発中。こちら。09.2.20
全国教育新聞・埼玉県版で紹介されたスキル教育実践校が40校にのぼる。09.2.18
●熊本市教委が上尾市立西中学校をスキル教育に関して先進校視察を行った。09.2.18
沖縄教育カウンセラー養成講座2/14でGC講座が八並光俊氏によってもたれる。09.2.5
●21年度教育C学会大会(11/28-29鎌倉女子大学)でのGC模擬授業を八並氏が構想。09.1.30
教職員等中央研修会で講師:清水井一氏が社会性を育てるスキル教育を紹介。09.1.29
●「教職課程3月号」(協同出版)にエンカウンターが特集された。09.1.22
●GCに関する公開研究発表が2009/1/27に草加市立新栄中学校で行われる。08.12.26
全国教育新聞・埼玉県版で社会性を育てるスキル教育の実践が連載中。08.12.26
●初のGCのシンポジウムが2008/11/29に教育カウンセリング学会で行われた。08.12.26
松原市立松原第七中学校が2008/11/14に文科省指定でGCの研究発表。08.12.25

 

1.ガイダンスカリキュラム(授業型の生徒指導)とは?

 
●進む実践

埼玉県のある中学校では,総合的な学習の時間で,体験活動以外の時間をガイダンスカリキュラムに充てて,年間20数時間の授業を継続的に行っています。
週1回行われる授業は,毎時間,
  (1)教師の説明→(2)生徒による実習・体験→(3)振り返り
という流れで進みます。
各時間は「感じのよいあいさつ」「上手な話の聞き方」「頼み方」「断り方」「こんな学級にしよう」「自己理解深める」「自己表現をしよう」「たばこを誘われたら」などのテーマで行われています。
実施1年後には,生徒指導上の問題が減り,生徒たち自身の自尊感情や愛校心の向上するなどが見られ,いまでは学力調査の結果も上昇しています。
いまでは,全国から校長先生自ら,また地方教委の生徒指導担当者等が,参観や研修に訪れるているとのことです。


●定義と特色

八並光俊氏はこう述べます。

ガイダンスカリキュラムは,すべての児童生徒の基礎的ライフスキルの発達を目的とし,系統的かつ計画的に,児童生徒のライフスキルを育成する,開発的・予防的な教育活動である。
生徒指導で特に重要な援助サービスのうち(@アセスメント,Aガイダンスカリキュラム,Bチームサポート),ガイダンスカリキュラムは今後,中核的な生徒指導となるだろう。
次のような特色がある。
・構造化された開発的・予防的なインストラクショナルプログラムである
・明確な教育目標をもった系統的・計画的なカリキュラムである
・発達段階に応じて段階的,継続的に,知識やスキルの習得をめざす
・人間関係,学習活動,学級経営等の基盤を形成する。
         シンポジウム「ガイダンスカリキュラムの広がりと展望」2008/11/29より


ところで,ガイダンスプログラムという呼称もありますが,学校の教育課程に位置づけて,系統的計画的なものを志向しているという意味でも,本ページでは「ガイダンスカリキュラム」と呼ぶことにしています。

●実践の広がり−単位の広がり,地域の広がり

学校単位の実践だけではありません。
 (上尾市立西中学校,松原市立松原第七中学校など)
市単位や,
 (さいたま市教委,横浜市教委,川崎市教委など)
県単位での取り組みが進んでいます。
 (千葉県教委,静岡県教委,石川県教委など)
                           2008/12現在


●授業型の生徒指導

生徒指導(小学校も含む)の実際は,いじめ,暴力行為,不登校など問題行動に対して事後的に対応することが主でした。
また,基本的生活習慣の確立や規律指導(規範意識の育成)を放課後や始業前,休み時間に,教師が時間を自主的に割いて行うことが主でした。
ガイダンスカリキュラムという,生徒指導のねらいを実現する授業を計画的・継続的に行うことで,問題行動を予防し,子どもたちの意欲と目標意識を育てていきます。
このような,消極的生徒指導から積極的生徒指導に転換する具体策であるガイダンスカリキュラムは,先手必勝で取り組む「授業型の生徒指導」といえます。

そして,この成果を引き出すための実践方法や考え方が,いま実践を通して蓄積されています。
このホームページでは,そのような情報もお伝えしたいと思っています。


2010年8月現在の最新のGC概要資料(pdf 8MB)
  八並光俊氏提供〔教育カウンセラー養成講座資料2010.8/18より〕

 
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