■ 構成的グループエンカウンターとは?
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○定義 |
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エンカウンターとは,ホンネを表現し合い,それを互いに認め合う体験のことです。この体験が,自分や他者への気づきを深めさせ,人とともに生きる喜びや,わが道を力強く歩む勇気をもたらします。
構成的グループエンカウンターとは,リーダーの指示した課題をグループで行い,そのときの気持ちを率直に語り合うこと「心と心のキャッチボール」を通して,徐々にエンカウンター体験を深めていくものです。
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○現状 |
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人間関係が希薄な現代人は,自然にエンカウンターする機会がもちにくくなっています。いま学校では,教師がリーダーとなり,エクササイズを実施し集団でエンカウンターを体験して心を育てようという気運が高まっています。いわば「本音を表現する人間関係の実験室づくり」です。もともとは國分康孝先生が提唱され,初めは3泊4日の合宿形式で行われていました。現在は学校に導入されているほか,企業研修会,看護介護訓練などで広く行われています。
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○内容 |
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ねらいをよく理解すれば,初心者の先生でも十分行うことができます。エクササイズは,自己理解・他者理解・自己受容・感受性の促進・自己主張・信頼体験という6つのねらいを満たすように用意されています。例えば,「私はわたしが好きです,なぜならば」というエクササイズでは,自分自身の好きなところとその理由を,グループのメンバーが順番に言うことで,自己受容を促すのです。
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○特色 |
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試行錯誤しながら人間関係づくりの行動を学習ぶ実験室に教室を位置づける構成的グループエンカウンターは,人間関係づくりに関して,強固な理論的背景をもっていて,教育現場のニードに対応できるエクササイズを豊富にもっています。校種別,分野別,場面別と,いまや体系化しつつあります。 |
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■ 構成的グループエンカウンターの実践 |
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○体験談
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エンカウンターを実践して感じたことや,本を読んだ感想など,エンカウンターにふ
れた方の声を紹介します。 |
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○紹介記事
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テレビや新聞,雑誌などでエンカウンターが紹介されることが多くなりました。その
記録を集めました。 |
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